監視

ありがたいことに、うちの車庫には毎年ツバメが来る。ツバメの鳴き声を聞きながらまったりコーヒー飲んでお菓子つまんでゴロゴロする時間、マジ平和、幸せ、最高。

実は、ツバメがあまりに可愛いので、昨年からその成長を見守ろうと、父が監視カメラを設置した。だが、たまたま変な方向に監視カメラを向けてしまったその日に、何者かによりツバメ達の命が断たれ、羽根だけが残るという悲しい結末を迎えた。非常に深い悲しみだった。

逆にいえば、昨年、こんな悲しいことがあったのに、今年もまたうちに来てくれたのだった。今回こそは無事に巣だって欲しい。そこで今年は、父の監視カメラを全景と近景の2台に増設し、Padでツバメの成長を見守っている(←どんだけ)

…のだけども。今日、父が駐車をミスり、車庫のシャッターにパーンとぶつかってしまったので、その音を聞いて眠っていたツバメのつがい達が、ぱちっ!と目を覚まし、キョロ、キョロと慌てる様子が、バッチリ監視カメラに映っていたのである。大事にするつもりが怖がらせている。

"ツバ子(ツバメのことをそう呼んでいる)可哀想だったね"といいながら、さて寝ますかってなった頃、ポツリと母が、"鉄砲の音やと思ったんだわ…"と言い出したので、"ん?何が?"と聞いたら、シャッターに車がぶつかった音をツバメがそう聞いたのではないかという話しであった。

うーむ… かもしれない!自分も、寝てる時に鉄砲の音 聞いたらドキドキして眠られないかも… ツバ子達にはとても悪いことをしたね…(父が) という気持ちで眠る…zzz

不器用なりに自由を求めてあがいてる女の日記

明るく、おかしく、逞しく。