くだらないのはどっちだ
常々思うんだが、田舎のおじちゃん&おばちゃんはホントに世話焼きである。私がたまたまそういうキャラなのかもしれないが、一人行動していると、8割位の確率で話しかけられる。そして5割位の確率で年齢を聞かれ、結婚の有無、子どもの有無を確認される。(初対面なのに)
いないと言ったら、なぜいないのか話になり、出会いを斡旋されそうな流れになる時がある。先手をうって"仕事が楽しいんです"と返すが、更に突っ込まれる時は"1人に慣れると楽なんですよね"と返す。正直、子どもは欲しいし、お母さんになれたら良いなと思うけど、相手がいないとできないものだ。お互いに耐えられる相手じゃないと長続きしないだろうし、"これから先のことをよく考えろ。そして早く結婚して子どもを産め。"というのは、実の親だろうが、他人だろうが、言われてあまり良い気のするものではない。
初対面でそういった話をされる人からは、この年齢になると"色々あるし、何が幸せかは一概に言えないわよね。"と言われることが多くなってきた。娘や息子も苦労しているケースが増えてきたからだ。問題は肉親である。言われると気持ちが落ちるんだが、言うのが仕事とばかりに言ってくる。
将来のことも一応 考えてるし、むしろ考え過ぎて、感情が動いても躊躇してしまう。私の中身はもう立派なおじさんな気がする(お酒も好きだし)。
言葉のナイフってエグい。刺され過ぎて、結婚も子どもも産んでない私は結局、無価値かなと拗ねて見せたくなる時がある。仕事して 微力ながら社会に貢献しても、雇用形態が安定していなければ働いてないも同然かいな。
"お前が心配なんだ"という大義名分があれば、私を今、幸せな気持ちにしてくれている人や出来事や経験を、全部 くだらないと切り捨てて良いのか。くだらない。真に受けるのもくだらないし、愛情の上澄みだけすくって、あとは全無視してやる。
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