認知症って不思議
祖母は祖父の死をどう認識しているのか謎だ。多分、行ったり来たりしている。
昨日、"死んだ人と一緒に寝たくない!"と、座敷の仏壇、蓮のぼんぼり、エアコン、ぜんぶ消して 気合で自室から布団を引っ張ってきて居間で寝たと思えば、
先程は"爺ちゃん、ご飯食べたけ。ご飯やらんなん。"とお粥を作り 食べさせに行こうとした。死に化粧がとれるのを死守するため、"もう食べた!爺ちゃん、さっきバナナ食べた!"と嘘をつき、やり過ごす。(ちなみに線香や和ろうそくはリアルに食べれるらしく、亡くなった方はそれを食べると言われていると聞いた。)
これからお通夜とお葬式があることはわかっており、それが爺ちゃんのそれであることも理解はしている?のか?喪服の準備はしているが、"爺ちゃん連れてかんなんろ?ご飯食べさせたけ。服いいがしたらんなん。"とか言っている。そして何故か、祖父のパンツを履いておる。母は、あんた何そんなちんころパンツ履いとんがけと言うが、結局 脱がなかった。
祖母の中では祖父はまだ生きてて、参列する側として連れてくと思ってるのかな。遺体は何度も見てるはずなのだけど… 火葬場に行っても現実受け入れられないのでは…汗
頬紅をたたき過ぎてチンドン屋みたいな顔になっているので、薄くなさいよと言っても聞かない。ショックで 現実を受け入れられてないのかな。
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