もう大人だから

　昨日、友達が「とある男と私の相性をワンコイン占いで占ってもらった」ところ（彼女も大概 物好きである）、恋愛相性は大凶だが、宿縁が大吉という 結果が出たらしく、よく当たる占いだな とおもた。宿縁…。

恋愛相手としては見れないし、好きか嫌いかでいうと嫌いだけど（自分 冷たいなって思うんだけど、いかんせん めんどくさい）、まったく良いところがないとも思ってない。何ならお互いに そこそこ心を許した会話だってたまーにするし、それでも お互い、何でそうなるんだよ（イラ）となることのオンパレード。でも確かに私が自分の人生を振り返る段になった頃、思い出すであろう存在の1人ではある。出会いのきっかけを沢山くれた人だから。大人の付き合いができるようにならなくちゃと思っているのです。（思ってはいるけどできるかどうかは別の話なのよね〜。☜）

あずささんが生きていた頃、彼女が彼を大層 可愛がるものだから、彼に猛烈に嫉妬した記憶があるけれども、彼女なき今、彼に”嫉妬”することって なくなったな。むしろ、弾を撃ち続ける感じの有り様に、すり減らないのかな？と不思議に思うことはある。せっかく そこまで撃てる体力あるなら、もう少し 中身つめたらいいのにと思うけど、まぁ 言っても ただのイチャモンとみなされる気がする。美学というか感覚の違い。私はそこはもう手をあげました、、Tさん がんばって！（古巣の先輩にエール）

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今日は別の友達と電話をしていた。彼は銀行や福祉などの仕事をやりつつ、ギターを弾いてきた人で、彼自身はとても真面目で誠実なのに、なぜかヤバいというかブラックなカードを引きがち。色々と俯瞰的に物事を見つつ、他人の感情にも寄り添えるので、引くて数多だと思うのだが、その中でも 絶対に普通の人は引かないであろう ヤバい札を高確率で引いて かなりこっぴどい目に遭ってきている。話しを聞く分には 世にも奇妙な…具合に へぇぇ…！ってなるけど、実際 その茨の道を歩いていた頃の彼の感情を思うとなかなかにエグいものがある。ゲロしそう、、みたいな。私だったら耐えられないから、感情で聞くというスイッチをちょっとオフり気味にしないと聞ききれぬ。（彼は何か、感情的なものを超越してるのかもしれない）

彼は異常な環境下でも我慢できてしまうという点において「自分は異常値が高いのかもしれない」と言っていた。多くの人は、個人の話しを聞き切れないから、他者の評価をその外見的なふるまいのみを頼りにして下しがちだけれども、本当のことは外見的なふるまいだけではわからないと言っていた。わかりみが深い。

B型作業所あるある系の話しでひとしきり盛り上がったのち、「結局、言語化する能力があるかどうかが物を言う」という話しになった時も、わかりみが深かった。自分の感情の整理をする時も、自分の意志を通す時も、言葉を上手に扱えた方がストレスが少ないし 成功率が高い。

私はわりと、そういうストレスを今まで感じずに生きてきた気がする。それはある意味、幸せなことだけど、そういうストレスまみれの人にとっては、いけ好かない存在であるかもしれない。人に好かれるために生きてるわけでもないけど、他者に寄り添う心は大切にしたい。寄り添ってもらえたら、自分だって嬉しいしね。。（なかなか 余裕がないと 寄り添うのって 難しいけど）