市民劇

無事に終わりました。大変だったけど、面白い2週間だったな。笑

演出の人が濃すぎて笑った。不道徳?の中で植え付けられる秩序だったり倫理観だったり。あの人自身の生き様から学べることは多いと思った。コメディアンっぽい。芝居を続けるなら 書ける人にならな嘘やな、とか。思うこと 色々あった。

もらった役は、最初 自分に近いと思っていたけど、練習を進めていくうちに、いや、全然 遠う と思い始めるようになり、後半戦が楽しくもキツかった。後半に出番が集中していたので初期は前半稽古ばかりで 喋る機会もなくて 台詞がなかなか入らなかったし、そのまま後半稽古入ったら 案の定 台詞入ってないし。笑 役の気持ちも立ち位置もわからないから セリフの流れにも共感できず、演出の意向を聞く中で、何となく役の立ち位置がわかってきて、スンスンと台詞が入るようになっていったり、そーいう経験はそーいう経験で また面白かった。

演出の方は つかこうへい 的な芝居が好きと言っていた。つかこうへいは、あんまり読んだことないし、久々に戯曲を読んでみたい気になったりもした。今まであまり勉強をしてきていないから、パッと言われてもピンとこないのがつまらなくて。やっぱりインプットって大事なんだわ(今更)。大学時代、戯曲を「テキスト」という言い方をしていることに「?」と思っていたが、ちょっとわかる気がした。80-90年代に書かれた芝居のテキストと最近の若者が書く芝居のテキストは全然違うし、それらをどう発話すれば 効果的なシーンが作れるのか、も やってみなきゃわからない。ただ 80-90年代の演劇を生きてきた人は 今の演劇人と比べて べらぼうに 基礎体力がある気がする。声も出るし、勢いもあるし、基礎体力がある分 緩急をつけるのがうまい。

そもそも相手に自分の言葉をぶつける、とか、喧嘩する、とかいうのは80−90年代は一般的だったかもしれないが、最近はそんなことする人 リアルに そうそういないので、若い世代はそこに苦戦しつつ、なんか丁度 間位の世代として、どっちの気持ちも何となくわかるよ〜って思いながら参加でき、すごく面白かった。友達もできたし。

機会あれば、また北海道の人たちと何か絡んでやれるといいなー。

不器用なりに自由を求めてあがいてる女の日記

明るく、おかしく、逞しく。