生まれてくる前から

高校時代の友達と久々に再会。

あずささんが亡くなられた頃、メンタル的にもスケジュール的にも人と会えるような状態ではなかったので、高校時代の友達のグループラインに返事すらできなかったのだけれども、ひっさびさに再会したら みんな元気そうで めちゃ嬉しかった。

とはいえ 高校時代の友達グループの中で 私は割と浮いているw 年甲斐もなく 地に足をつけずに夢を追っているからな。自分のやりたいことがはっきりしているのが羨ましい と言ってくれるけど、結婚して子供を産んだ人も、独身マイウェイの人も、皆やりたいことをやった上での今なんだし、苦労の種類は違えど、みんなそれぞれ苦労しながら、それぞれが守りたい幸せを抱えて 生きているんだと思う。

今回の招集は、「アメリカで国際結婚し、離婚し、地元に戻ってきて、シングルマザーとしてお腹の中にいる子を育てていこうと決意した子を囲む会」だったわけだが、その子が「自分の幸せ とかは、別にもう 心底どうでもいい。これからは、生まれてくるだけであらゆる苦労を背負わせてしまうこの子が、幸せになることだけを考えて生きていきたい」という話しをしてた時に、「わぁ… 子どもって、生まれてくる前から、その子を産もうと決意した親に こんなに思われて 愛されて生まれてくるんだぁ…」と 涙ぶわわってなりそうになる位 感動した。

子供が欲しいと言っていた旦那さんに 妊娠の報告をしたら「降ろせ」と言われたって話しの時点で凍りついたが、(そして周りもそういう考えの人ばかりで四面楚歌であったと)その中で ここにいてはあかん!という母の英断で 守られた命。命が誕生する、生まれた命が幸せになるって、奇跡の連続なんだ…って思った。幸せになるには本人の意思が必要不可欠だが、「幸せになって欲しい」という周りの祈りや願いを背負って生きているということも(特に 自分がしんどい時には)忘れちゃだめだなぁ… と感じた。

不器用なりに自由を求めてあがいてる女の日記

明るく、おかしく、逞しく。