素敵な人
立つ鳥 跡を濁さずとはよく言ったものだが、余裕のない生活を送る中で、そんなことができるわけがない。力が入るから、波紋を立てては 不恰好に水面を揺らす。
跡を濁さないためには後任を探すとか、確実に引き継ぎを済ますとか、私がやらなければいけないことが沢山あったはず。でも それを全部やらずに 予定通りに旅立つ。
肌感では、私がいなくなることで 一番 大変な思いをする & 寂しがってるのは所長さんや職員さんな気がするけど、笑顔で背中を押して、くれぐれも元気で、また一緒に働けるといいね、と言ってくれた。ちょっとだけ泣いた。後任を探し、引き継ぎも全部やる気でいらして、退職にあたって給料も弾んでくれた。頭上がらない。。
長く働いた職場を離れる時、泣いてしまうことは過去にもあったけど、泣くという行為は 自分の感情に溺れている気もする。あんまり格好の良いものではないけれど、結構 やってきてしまったし、今回も流されはしなかったけど、やっちゃったな。安易。でも 最初から別れは決まっていた(旅のはじまりだった)し、まだ来ない別れを悲しむより、出会いの喜びを感じたいじゃん!とか言ってた頃の私の調子のよさを思いながら。別れに際して、積み上がった思い出の数々が愛しくてうっかり泣けてしまううぅぅ…(TT)
自分に集中しよう。。お別れが多いのは、わがままなのにちゃんと自分に向き合えてないからだ。。
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